観音菩薩
日本や中国において古代より広く信仰を集めている尊格である。「観世音菩薩」（かんぜおんぼさつ）または「観自在菩薩」（かんじざいぼさつ）とも言い、「救世菩薩」（くせぼさつ・ぐせぼさつ）など多数の別名があります。一般的には「観音さま」とも呼ばれます。
観音菩薩は如来の資格がありながら、全ての衆生を救うという修行をしております。
観音経
普門品偈文（観音経）に、「衆生、困厄を被りて、無量の苦、身に逼（せま）らんに、観音の妙智の力は、能く世間の苦を救う。（観音は）神通力を具足し、広く智の方便を修して、十方の諸（もろもろ）の国土に。刹として身を現ぜざることなし。種々の諸の悪趣。地獄・鬼・畜生。生・老・病・死の苦は、以て漸く悉く滅せしむ。」とあるように、観音の慈悲が広く、優れた現世利益を持たらします。
ご利益
- 現世利益を求めるのならば、八百万の神々です。五穀豊穣・商売繁盛の宇迦ノ御霊神（お稲荷さん）や縁結びのお伊勢さん等、人々に応じてくれます。
観音様は「あらゆる衆生を救い、あらゆる願いをかなえる、」全てに結び付く神様です。なにしろ、マリア様に変身して隠れキリシタンまでお救いになった方です。
